最終審査結果発表!

第20回全国中学高校Webコンテスト(主催:特定非営利活動法人学校インターネット教育推進協会、理事長:永野和男 聖心女子大学 名誉教授)の受賞作品が決定し、2月17日に開催した授賞式においてその発表が行われました。

昨年5月より募集を開始した当コンテストには、 全国から362チーム(1,469人)が応募し、3段階による審査の結果、17チームがファイナリストとして選ばれました。

最終的な順位は、ファイナリスト各チームによるプレゼンテーションの後、最終選考会にて決定し、続いて行われた授賞式にて発表されました。

プレゼンテーションを含む総合的な審査の結果、慶應義塾湘南藤沢高等部の福崎 奨くん、 野田 唯花さん、田中 俊輔くん、宮岡 佑弥くん、石貫 雄大くんの5人が制作した作品「アレルギー共生社会」が最優秀賞/文部科学大臣賞に輝きました。

この作品は、近年発症する人が増えているアレルギーを知るだけでなく、「うまく付き合う=共生する」ことを目的として作られたもので、アレルギーの基本や身近な症例を扱うだけでなく、アレルギーを持つ人に対する社会的配慮やその対策までを自分たちで考え提言し、教材として利用できるようにした作品です。

最終審査員からは「アレルギーに関して多くの参考文献を読み込み調査し、その膨大な情報量に圧倒される。例えを用いた図解や長い文章を読みやすくするための工夫もされており、難しい内容を学習者にわかりやすく説明しようとする努力が感じられた。また、学習活動用として用意された教材を自分たちが使った例も提示されているため、学校の授業でも十分利用できる作品となっている。」と高い評価を受けました。

総務大臣賞には、うなぎの漁獲量減少と日本の食文化存続の危機という問題について考え、その解決策を探求した作品「うなぎ×サステナブルシーフード=うなブル」が、また、経済産業大臣賞には、通販サイトによる消費を支える物流業界の人手不足や再配達問題などについて取り組み、その解決策を探求した作品「物流の今と未来」が、選ばれました。

また、ベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)には「kansen-manabu.jp」
「感染.jp」をつけた作品「学ぼう!~感染について」が選ばれました。

受賞結果一覧は以下のURLからご覧ください。
http://webcon.japias.jp/20tqj-judgeresult3.html

※なお、本コンテストの過去のファイナリスト(OBOG会)が企画した「オーディエンス賞」(来場者全員によるよかったプレゼンへの投票)が行われ、中学生の部では「難民問題」「放物線と生活」が、高校生の部では「物流の今と未来」が選ばれました。







以上
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●お問い合わせ先
全国中学高校Webコンテスト 事務局
特定非営利活動法人
学校インターネット教育推進協会(JAPIAS)
Website:http://webcon.japias.jp/
E-mail:sec@japias.jp
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